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剣 幸さん、堂ノ脇恭子さんインタビュー 『ノーマ・ジーンとマリリン・モンロー』 2010年2月

剣 幸さん、堂ノ脇恭子さんインタビュー 『ノーマ・ジーンとマリリン・モンロー』 2010年2月

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情報紙 ターミナル こぼれ話

ドラマティックレビュー『ノーマ・ジーンとマリリン・モンロー』
剣 幸さん、堂ノ脇恭子さんにインタビューしました

 (2010年2月11日記載 この記事はWEBのみ掲載です)
 

このページは「情報紙ターミナル」が取材した内容を掲載しております。
転載はおやめください。

 

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WEB記事 ターミナルこぼれ話では、舞台の製作発表や稽古場レポートなどを随時更新しています。なお、ターミナルこぼれ話の記事はWEBサイト用に書き記した記事です。


(写真・記事の転載・複製禁止)

◆◆主催者様のご好意により、チケットプレゼントをいただきました◆◆
2010年2月22日(月) 18:30開演 ペア2組
2010年2月24日(水)18:30開演 ペア2組
両日ともアフタートークショー開催日です。
応募方法はこちらのブログページをご覧ください。


剣 幸さん プロフィール

富山県出身。1974年、宝塚歌劇団入団。1985年、月組男役トップスターとなり、数々の名作を残す。 『ミー・アンド・マイガール』では宝塚史上初めての1年間の続演という異例の記録を樹立した。 1990年惜しまれつつ退団。
その後は、舞台だけでなく映画やテレビドラマ、コンサートなど幅広い活動をしている。
2009年に上演された 『この森で、天使はバスを降りた』『兄おとうと』の演技で、第17回読売演劇大賞優秀女優賞を受賞した。つい先日千秋楽を迎えた、ブロードウェイ・ミュージカル『ファニー・ガール』 では、主人公ファニー(春野寿美礼さん)の母親役・ブライス夫人を好演。2010年10月には、 劇団NLT公演『テーブルに13人』(博品館劇場)に出演予定。

公式WEB
http://www.miyuki-tsurugi.jp/

堂ノ脇 恭子さん プロフィール

神奈川県出身。劇団四季に4年間在籍。入団初年度にストレートプレイ『パック・オブ・ライズ』ジュリー役に大抜擢され、初舞台を踏む。退団後は、ミュージカル、テレビドラマ、映画、声優などで活躍している。 1988年全国シャンソンコンクールに入賞し、ソロコンサートを開催するなど、その歌唱力には定評がある。2009年は、 『サンデー・イン・ザ・パーク・ウィズ・ジョージ』(演出:宮本亜門さん)にフリ-ダ役で出演した。
現在は女優としてだけでなく、歌唱指導なども行っている。 2009年に行われた横浜開港150周年記念イベント『ヴィジョン!ヨコハマ』 ~未来へ。そして紡いできたもの~ に、歌唱指導助手として参加した。

所属事務所WEB
http://www.office-a2.jp/
 
         


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★『ノーマ・ジーンとマリリン・モンロー』
12年の歳月を経て、ドラマティックレビューとして
新たな形でよみがえります!

1997、98年に剣 幸ソロ・ドラマチックコンサートとして上演され、
大好評を博した『ノーマ・ジーンとマリリン・モンロー』が、
12年という時を経て、新たな形でよみがえり、
2010年2月20日~25日 赤坂レッドシアターで上演されます。

「東京深夜舞台」の一雫ライオン氏により、脚本も新たに書き加えられました。

今回も、主演を務めるのは剣 幸さん。
マリリン・モンローという世界的に有名な大スターの光と陰を演じます。

このほか、歌声に定評のある堂ノ脇恭子さん、
俳優座所属で、芝居だけでなくミュージカルでも活躍している川井康弘さん、
KAZOOさん、人気の演劇ユニット「東京深夜舞台」の
増田修一郎さん、西沢仁太さん、渡邊紘平さんが出演。

ドラマティックレビューと銘打たれたこの公演は、
歌・ダンス・芝居で綴る新しいスタイルのエンタテイメント。
20曲近くに及ぶ楽曲の中には、マリリン・モンローのおなじみの曲も入り、
どこかで聴いたことがある懐かしいメロディも楽しめそうです 。
宝塚出身の剣 幸さんの魅力を存分に味わえる
華やかなレビューシーンも繰り広げられます。

様々な魅力あふれるエンターティナーを追っていく
ヒューマン シリーズ第1弾『ノーマ・ジーンとマリリン・モンロー』をお見逃しなく!

         

★内容について

本名である<ノーマ・ジーン>と芸名の<マリリン・モンロー>という
1人の人間の中に潜む2つの面に光を当て、
スターになればなるほど孤独を感じていく伝説のスター像を描き出します。

「真実の愛」にたどり着くまでの旅路は決して平坦なものではありませんでした。

子供のころから苦労の多い家庭環境に育ち、
大勢の人の歓声を浴びる大スターになっても苦悩は続き、
・・・ やがては謎の急死。

彼女は何を感じ何を求めたのか・・・

1人の女性の生き様を通して、
心の奥底にそっと語りかけるような作品になりそうです。


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出演の剣 幸さん、堂ノ脇恭子さんにインタビューしました
(インタビュアー 住川絵理/2010年2月7日取材)


▲写真左 剣 幸さん、写真右 堂ノ脇恭子さん


1997年1998年に剣 幸ソロ・ドラマチックコンサートとして
上演されたときを振り返ってみていかがですか?



剣 幸
マリリン・モンローは謎の死を遂げていて、理由が分からないという所に
昔から魅力を感じていたので、この役を演じさせていただけることは
本当に嬉しかったし、歌うだけのコンサートではなく、
ドラマの要素が強い所がいいなと思いました。

堂ノ脇 恭子
私は客席から拝見しました。 こういう作品はショーの要素に偏ってしまう
場合もあると思いますが、この作品はすごく濃密でお芝居としても見ごたえが
あるなと思いました。狂気になっていくところや孤独感が、
とても妖しくて、きれいだなぁと思いました。

剣 幸
ほんと~?(笑)
舞台に1人で立たせられている私と、マリリン・モンローの孤独感が
重なっている部分があったのかもしれないですね。


12年経って再演されることになりましたが、脚本も書き加えられ、
共演者も入るので、初演のころとはまた違った雰囲気になりそうですね。
ドラマティックレビューということで歌も多く盛り込まれていますか?

剣 幸
今回は共演者の方々が、実際にマリリン・モンローの周りにいた人たち
として出てくれるので、孤独感の心情だけではなく、
なぜこの人と結婚して別れたのか、マリリンが何を考えて何を求めていたのか
ということがよりクリアになっているような気がします。
芝居が密になっている分、より深く演じられたらいいなと思っています。

歌も多いですね。初演のときに作っていただいたオリジナルの2曲と
当時流行っていたであろう映画や舞台の歌、マリリン・モンローが歌っていた
曲など 全部で20曲位あって、私が歌うのは17~18曲位かな。
ショー場面として歌ったり踊ったり、ショーアップした部分もあるので、
表(芸名の部分)と裏(本名の部分)の対比がよりはっきり見えてくると思います。



お2人は初共演?お互いの印象は?

堂ノ脇 恭子
初めてなんですよね。
楽しいショーのシーンもたくさんあるので、宝塚に憧れていた私としては、
剣さんとご一緒できて夢が叶ったなぁと思います。すごく嬉しいです。剣さんの
ことは皆さんいい方だとおっしゃいますが、本当にいい方です!

剣 幸
いえいえ・・・とんでもございません(笑)
恭ちゃんとは、すごく前から知り合いなのに、今回が初共演なんだよね。
稽古場でご一緒して、すごくちゃんと物事を見られる方だなと。
歌のリーダーとしても色々やってくださっていますし、
余計な変なものが付いていないので、ポーンと役に入っていて、
見ていて気持ちいいんです。


お2人の役どころは?

剣 幸
私は前回と同じく、ノーマ・ジーンとマリリン・モンローを演じます。
同一人物でありながら、本名と芸名の間で葛藤する役です。
外見はどうやってもマリリンになるのは無理ですから・・・(笑)
髪型も金髪のヘアスタイルではないですし、衣裳もシンプルです。
形ではなく内面を見せたいと思います。

堂ノ脇 恭子
私はマリリンの妹の役と映画会社フォクス社の社長秘書の役を演じます。
と言ってもこの作品では、1人の役者がたくさんの役を演じています。
例えば、妹のシーンで一緒に映画を見ていたはずが、アステアが出てきて
素敵だねと言うと自分がジンジャー・ロジャースとして出て行って踊るとか。
場面によって色々な役を掛け持っているので、マリリンの周りにいた人たちが
流れるように出てきます。そういうところも面白いと思います。

剣 幸
これだけ実在の人物が出てくるとどうしても重くなりがちなので、
そういう風にはしたくないなと。人生って走馬灯のように過ぎていくし、
マリリンも最期はなぜそうなったか分からないけど、
幸せだったんだと思うし、人生を楽しんでいた部分もあったと思うんですね。
だから、どんよりした感じではなく、さらっとしていて
心に何かが残るものにしたいですね。
そういう意味でも特にショーの場面はそれぞれのキャラクターや
歌の持っている楽しさを感じていただけたらいいなと。

堂ノ脇 恭子
ショーのシーンはちょっとコミカルな部分もあって楽しいですよね。


マリリン・モンローはどんな女性だったと思いますか?

剣 幸
幼少の頃からたくさんの苦労をしているので、子供の頃から大人だったんでしょうね。
何か人とは違ったことをしたいと考えたり、生きる術を身に付けていたり。
早くから色んなことを感じすぎて、人生を駆け巡ってしまった感じがするんですよね。
胸やヒップは、男性の目がそう見ていたんだろうし、
女性はそんな光景を見て軽蔑している・・・それを考えると
大変な思いをしていたんだろうなぁと。
彼女のインタビューなどを見ると、すごく賢い方なんですよ。
「生きる」ということのスペシャリストだったんじゃないかなとも思います。
ちゃんと受け答えもできて、正しい感覚も持っていたけど、
それを周りの人からは理解されない上での孤独を感じていたんじゃないかと。

堂ノ脇 恭子
そうなんですよね。すごく頭がいいんですよね。皮肉に対してしゃれた返しをしたり、
わざとこう言えば大衆は面白がるんじゃないかと分かった上で発言していたんじゃ
ないかな。みんながマリリンの手のひらで遊ばせてもらって、 夢を見ていたんだと
思いますね。それだけ惹きつけるものがあったんだろうなと。すごい努力家でも
あったのにそれをなかなか認めてもらえなくて、
寂しさや悔しさもあっただろうなと思います。


『ノーマ・ジーンとマリリン・モンロー』というタイトルが付けられていて
本名と芸名の間で揺れ動く心の葛藤も描かれていますが、
女優をしているお2人にとって共感するところもありますか?

剣 幸
私たちの表と裏の違いなんて微々たる物です。無いに等しい・・・(笑)

堂ノ脇 恭子
マリリン・モンローと比べたらねぇ・・・(笑)

剣 幸
マリリン・モンローの育った環境と私たちが舞台に立ちたいと思って
やっている環境はあまりに違いすぎますもんね。

堂ノ脇 恭子
マリリンは多分人前に出た瞬間から演じなきゃいけないところが
あったような気がします。
剣さんは普段も変わらない方ですよね。

剣 幸
私は舞台の上の自分と舞台を降りた自分の両方を楽しめるタイプなんですよ。
宝塚の男役のときも、普通にネギや大根を買ってお料理していましたし、
そういうことを楽しいと思えるんです。
テレビや映画だと現場の雰囲気もまたちょっと違いますが、
舞台って時間をかけて、みんなで作り上げるものだと思うので、
稽古場で素の部分を演じていてもしょうがないと思うんですよね。

堂ノ脇 恭子
そういうところがすごく素敵だなと思います。


マリリン・モンローは36歳という若さで謎を残して亡くなりました。
昨年はマイケル・ジャクソンさんや大浦みずきさんというスターが
この世を去りましたが、そういう事実に直面したとき感じたことは?

剣 幸
このような方たちは他の人が平均寿命といわれるときまでかかってやるような
ことを若いときに経験しちゃっているんだと思うんですよ。
早くに色んなことを感じて、人にも与えて、だから天に召されたんだと。
マイケルもなつめ(大浦みずきさん) もそうなんじゃないかなと。
そんなことを最近つくづく思います。

堂ノ脇 恭子
大スターほど衝撃的な亡くなり方をしたりするので、
早くから成熟してしまったのかなぁと思いますね。
マリリンも子供の頃から苦労しているし、マイケルも早くから才能が開花して、
みんなの愛が大きすぎたり圧倒的なパワーに押されすぎたりして
そうなったのではないかと。


自分自身の生き方についてはどうお考えですか?

剣 幸
あなたはまだまだやることがあるでしょうと言われているような気がするし、
自分でもまだやることがあるなと思います。
そういう風に、やり足りていないと思えることが幸せだなぁと。
毎日の生活の上でも、なんで私はこうなんだろうとか、
歯がゆいこともたくさんあるけど、その先に進むことが楽しみでもあるんです。
そのもどかしさをも楽しんでいきたいなと思います。

堂ノ脇 恭子
私は嫌なことがあったときには、次にはいいことがやってくるんだなと
考えるタイプなので、嫌なことがあっても割とプラスに
とらえているかもしれないですね。


今回、様々な魅力あふれるエンターティナーを追っていく
ヒューマン シリーズ第1弾ということですが、今後も続けていく?

剣 幸
『ノーマ・ジーンとマリリン・モンロー』の初演の後に、
ライザ・ミネリも取り上げましたので、
こういう形のものをまた続けていけたらいいなと思っています。


話は変わりますが・・・
剣さん、 第17回読売演劇大賞優秀女優賞受賞おめでとうございます。
今のお気持ちは?

剣 幸
正直びっくりしました。すごくいい作品に巡り合えたことと、
それを観てくださった方がいらっしゃることを嬉しく思います。
この賞をいただいたんだから、ちゃんとやりなさいよということでもあると
思いますので、このことに恥じないように、もう一度足元を見つめて
初心に戻って取り組んでいかないとという気持ちです。



剣さんは、2009年から2010年にかけ、
バラエティに富んだ作品に出演なさいましたね。

剣 幸
色々なタイプの作品に出演させていただき、役者冥利に尽きますね。
『この森で、天使はバスを降りた』はミュージカルと言ってもヒューマンドラマで
じっくりと取り組ませていただきました。
こまつ座『兄おとうと』 は、長期の地方公演でした。
掘り下げても掘り下げても新しいことが出てくる
井上ひさしさんの作品のすごさを感じました。
ピッコロ劇団『モスラを待って』は、
今までにない役でしたし、内藤さんの演出がすごかったですねぇ(笑)。

2009年は、役の幅が広がったと思いますし、
自分自身の皮をもっとむいて、その先に何が出てくるかなという楽しみが
感じられる年になりました。

2010年は、つい先日までブロードウェイ・ミュージカル『ファニー・ガール』 に
出演していました。古きよき時代のミュージカルで、昔のミュージカル、好きだなぁと。
人間がしっかり描かれていますし、音楽も面白くて楽しい公演でした。


堂ノ脇さんは、2009年は宮本亜門さん演出の
『サンデー・イン・ザ・パーク・ウィズ・ジョージ』に出演したほか、
横浜開港150周年イベント オリジナルショー 『ヴィジョン!ヨコハマ』に
歌唱指導助手として参加したとか。

堂ノ脇 恭子
パルコ劇場で上演された『サンデー・イン・ザ・パーク ・ウィズ・ジョージ』は、
最初に譜面を見ながら音取りしたときは大変でした。
自分自身の音を確認しながらハーモニーを作り出すのが難しかったですし、
亜門さんは「ストレートプレイのように歌って」ということだったので、
ハードルは高かったですね。でもその分、刺激も多くて面白かったです。
すごくいいカンパニーでした。

横浜開港150周年のイベントは、一般市民の方が何百人も参加したのですが、
ダンサーの方や大道芸の皆さんのパフォーマンスがすばらしくて、
私も頑張らないとと改めて感じました。
すごく感動しましたし、いい舞台に参加させていただいたなと思います。


2010年の抱負とファンの方にメッセージをお願いします。

剣 幸
私たちが舞台女優をやっていられるのは、舞台を観に来てくださる方たちがいるから
こそと、心から感謝しています。舞台を観て色々なことを感じていただけたら
幸せだなと思います。そう思っていただけるように、そして色々な役に巡りあえる
ように頑張りたいと思います。

堂ノ脇 恭子
ひとつのことに腰をすえず、何でもいろんなことを吸収したいと思います。
観て下さる方が、この役者はこういうこともできるのかと驚くような
ことができたらいいなと思います。



~~~~~~~~~~~~~~~~~
ドラマティックレビュー
『ノーマ・ジーンとマリリン・モンロー』
ヒューマンシリーズ Vol.1
公演概要
~~~~~~~~~~~~~~~~~

2010年2月
20日(土)17:00
21日(日)14:00
22日(月)18:30★
23日(火)18:30
24日(水)18:30★
25日(木)14:00
※★印=アフタートークショーあり

会場:赤坂レッドシアター

一般料金:6,000円(全席指定・税込)

出演:剣 幸 
増田修一郎 西沢仁太 渡邊紘平(東京深夜舞台)
堂ノ脇恭子 川井康弘 KAZOO

原案:岡本さとる
脚本:一雫ライオン(東京深夜舞台)
演出:菅原道則
音楽:吉森信

お問い合わせ
オフィス・エイツー 03-3588-0641
アーティストジャパン 03-6820-3500


 
 

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あらかじめご了承下さい。

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