宝塚歌劇 星組公演 ミュージカル『ハプスブルクの宝剣 -魂に宿る光-』
グラン・ファンタジー『BOLERO』-ある愛-
舞台稽古が行われました
(2010年2月14日記載 この記事はWEBのみ掲載です)
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舞台写真提供:宝塚歌劇団
(写真・記事の転載・複製禁止 敬称略)
★公演について
東京宝塚劇場で、星組公演が始まりました。
今回はミュージカルとショーの2本立て。
星組トップコンビの柚希礼音さん、夢咲ねねさん ほか、
総勢約80名が出演しています。
第1部で上演されるのは、
ミュージカル 『ハプスブルクの宝剣 -魂に宿る光-』

【藤本ひとみさん原作の小説に着想を得たオリジナル作品】
藤本ひとみさんの小説「ハプスブルクの宝剣」(文藝春秋刊)に着想を得て
作られた宝塚歌劇オリジナルの新作ミュージカルです。
藤本ひとみさん原作の宝塚作品と言えば、
かつて一路真輝さん・紫ともさんトップコンビ時代の
雪組により『ブルボンの封印』
が上演されました。
今回、脚本・演出を手がけているのは、植田景子さん。
【内容】
18世紀前半のオーストリアを舞台に、
ユダヤ社会を捨て、自らの生きる場所を探し求めた
野心あふれる青年、エドゥアルトの波乱に満ちた生涯。
マリア・テレジアとの愛憎、主君フランツ1世との友情を通して
戦乱の世を駆け抜けていく姿を描いています。
歌を中心に展開されるミュージカル作品です。
【作品のテーマは】
"いかなる苦難に見舞われようとも希望を失ってはならない”というのが、
今回の作品の大きなテーマ。
柚希礼音さんが演じる主人公のエリヤーフーは、 どんなときも高い志を持った
野心あふれる青年。しかし常に“ユダヤ人である”ということが付きまとい、
何をするにも大きな壁となってのしかかってきてしまいます。大学時代、信念を持って
「ユダヤ教立法のドイツ語訳」を作り上げますが、ここでも夢を持って暮らしていた
若き青年には重過ぎる現実が待ち受けているのです。
そして、夢咲ねねさん演じる恋人、アーデルハイトとの関係にも暗雲が立ち込めます。
追っ手から逃げるようにして渡ったウィーンでユダヤとは決別して
エドゥアルトと名前を変え、“私には失うものは何もない、だから目的に向かって突き進む”
と決意しますが、この場所でもテレーゼ(夢咲ねねさんが2役演じています)との
愛憎劇が繰り広げられます。
“歴史が俺を認める時が必ず来る”との思いを持ちながらも
“俺は何者だ、どこで生きればいい”と自分の居場所を探し続ける毎日。
そんな彼がたどり着いた答えは・・・と言うのがこの作品です。
【リーヴァイ氏による主題歌】
主題歌はシルヴェスタ・リーヴァイ氏が
宝塚のオリジナル作品のために初めて作曲したもの。
リーヴァイ氏は、『エリザベート』や『モーツァルト!』など
日本でも人気のミュージカルを手がけているオーストリア在住の作曲家で、
日本語の歌詞に曲を付けたのは今回が初めてとのことです。
主題歌 「Candle in youe mind ~魂に宿る光希望~」 は、
ひとすじの光を見出すような温かさを感じられる楽曲になっています。

休憩を挟んで第2部で上演されるのは、
グラン・ファンタジー 『BOLERO』 -ある愛-
【作品】
作・演出は草野旦さん。
鳥の羽音やふくろうの鳴き声がしている中、幕が上がります。
中央の大木の前に立っているのは、1人の男性ロメロ(柚希さん)。
そしてその後登場するのはジゼル(夢咲さん)。
ロメロは風、ジゼルは花。
ポエムのような風合いのせりふが、時折ナレーションとして入り、
ファンタジーな世界観を作り出しています。
この男女が織り成す物語が1つのショーとして描かれています。
絵本を1ページずつめくっているかのように、
場面ごとに色が異なり、季節や国がめくるめく変化していきます。
これぞ宝塚のショーと言うべき、ド派手な装置や衣裳も健在で、
日常を忘れて楽しめるファンタジックな内容になっています。
【曲】
ボレロをテーマにしていますが、
聞きなじみのある色々な曲が使われています。
あの曲はいつ出てくるかなぁと感じ始めた終盤で、
ラヴェルのボレロのシーンが登場。
トップスターの柚希礼音さんが群集の中心に立ち
黄金色に染まったきらびやかな中で繰り広げられる
「ボレロ」は見ごたえがありました。
他の場面はファンタジーな要素が強かっただけに、
力強さを感じる躍動的な場面となりました。

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★舞台稽古終了後、囲み取材が行われました
(2010年2月12日)
▲写真左 柚希礼音さん、同右
夢咲ねねさん。
★コメント&質疑応答抜粋
◆柚希礼音さん
千秋楽の3月21日まで一丸となって頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
★★★ミュージカル 『ハプスブルクの宝剣 -魂に宿る光-』について
ずっとひとりの人生をたどっているので入り込みやすいのですが、
お客様がどの位同じ感情で観て下さるのかというのが難しいなと感じております。
特に学生時代の"希望を持って生きていたところ”を印象的にできるように
演じたいと思います。
★★★グラン・ファンタジー 『BOLERO』 -ある愛-について
私は白いイメージの場面に出ることがあまりなかったのですが、
今回白い場面が結構あるので新しい柚希礼音の魅力を
観ていただけるように頑張ります。
クラシックバレエをやっていた頃には、ラヴェルのボレロを踊るなんてすごすぎること
だと思っていました。お客様もよくご存知のものなので、ダンス力もレベルアップして
いけたらと思い、みんなで気合を入れております。“宝塚の星組のラヴェルのボレロ”を
観ていただけたらと思います。
◆夢咲ねねさん
★★★ミュージカル 『ハプスブルクの宝剣 -魂に宿る光-』について
全く違う2役を演じさせていただくので、役を作るのに2倍の時間がかかりました。
いまだに悩まされていますが、舞台に立って衣裳や鬘を付けますと、
少し入りやすいです。特にテレーゼ(マリア・テレジア)が女王になってからの
ところはたくさんの資料を参考にし、皇室の方たちがどうなさっているかを
見たりしてどういう雰囲気なのかを学んでおります。
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東京宝塚劇場 星組公演概要
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ミュージカル
『ハプスブルクの宝剣 -魂に宿る光-』 ~藤本ひとみ作「ハプスブルクの宝剣」(文藝春秋刊)より~
脚本・演出/植田景子
グラン・ファンタジー
『BOLERO』 -ある愛-
作・演出/草野旦
出演者:
柚希礼音
夢咲ねね
凰稀かなめ ほか
日程:
2010年2月12日(金)~3月21日(日)
会場:東京宝塚劇場
料金:SS席 11,000円、S席 8,500円、A席 5,500円、B席 3,500円
http://kageki.hankyu.co.jp/
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