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▲写真右 大空祐飛、写真左 野々すみ花
(写真・記事の転載・複製禁止 敬称略)
★ミュージカル『誰がために鐘は鳴る』
公演について
アメリカの小説家・詩人であるアーネスト・ヘミングウェイによる長編小説が基となり、
1943年にはゲーリー・クーパー&イングリッド・バーグマンの主演により映画化され、
大ヒットとなりました。
1978年、宝塚歌劇によって世界で初めて舞台化され、星組により上演。
鳳蘭さん演じるロバート・ジョーダン、遥くららさん演じるマリアを中心に描かれ、
宝塚歌劇としては異色の作品ながら、ロマン溢れる舞台として話題になりました。
そして今、32年の時を経て、再び宝塚歌劇によって上演されます。
今回は、柴田侑宏氏による初演の脚本・演出に、木村信司氏による
ミュージカルとしての新演出も加えながらの再演となり、新曲も盛り込まれます。
演じるのは、憂いのある男性像にぴったりの大空祐飛さんがロバート・ジョーダンを、
マリア役は芝居心たっぷりの役作りに期待が掛かる、野々すみ花さんが演じます。
大空さんいわく、公演を重ねるごとに「チームワークもどんどん良くなっている」という宙組
メンバーで、世界的にも有名なこの作品に挑みます。
ちなみに、タイトルは「たがためにかねはなる」と読みます。
★あらすじ
1936年に始まったスペインの内戦は、フランコ将軍率いるファシストと共和政府軍との間で
激しい戦いを繰り広げていた。アメリカの大学講師ロバート・ジョーダン(大空祐飛)は、
共和政府軍を援助するために、自ら国際義勇軍に加わり、スペインの戦場へ赴くことを決意
する。
共和政府軍の軍事情報部ゴルツ将軍の指揮下に入ったロバートは、特殊訓練を受け、
いよいよ作戦行動に移る。最初の任務は、敵の輸送路を妨害するための列車爆破で、
この計画は見事に成功する。
数日後、マドリッドに帰ったロバートは、再びゴルツ将軍から密命を受ける。
それは、共和政府軍が反攻作戦を開始するにあたり、グァダラマの渓谷にかかる敵の橋梁
を爆破するという重大な任務であった。
ロバートは、重い爆薬を背に、グァダラマ山地へと向かう。
爆破は、4日後の朝、味方の反攻作戦が開始された直後と決められていた。
ゲリラの一人アンセルモ老人の案内で現地に着いたロバートは、
谷間の洞窟に本拠を置くゲリラたちと会う。彼らのリーダーはパブロといい、かつては勇敢
な闘士であったが、今では臆病になり、ロバートの鉄橋爆破に強行に反対した。
しかし仲間たちに信望の厚いパブロの妻ピラールがロバートに協力を誓ったことにより、
アグスティン(蘭寿 とむ)をはじめとするゲリラたちもロバートに賛同する。
洞窟の中には、マリア(野々すみ花)という清楚な娘がいた。両親が共和派だったため、
フランコ軍に殺され、彼女自身も髪を切られた上、辱めを受けていた。
ロバートは一目でマリアに心惹かれ、マリアもまた、ロバートを憎からず思う。
翌朝、ロバートは、近くのゲリラ隊長エル・ソルドに協力を得るため、マリアとピラールを伴い
出かける。エル・ソルドは、ロバートの申し出を快く承諾し、爆破に協力すると共に、
この地を脱出するために必要な馬数頭を調達することを約束する。
愛し合うようになったロバートとマリア。
爆破計画の日は、間近に迫ってくる……。
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★制作発表会にてパフォーマンスが行われました
(2010年8月10日)
この作品のミュージカルナンバー2曲が披露されました。

1曲目「幸せの鐘の鳴る日」

2曲目「胸の高鳴り」
★制作発表会でのコメント
(2010年8月10日)


▲写真左より野々すみ花(宙組)、木村信司(演出)、小林公一(宝塚歌劇団理事長)、
NTT西日本 村尾和俊、NTT東日本 前田幸一、大空祐飛(宙組)
◆木村信司さん(演出)
今回、アーネスト・ヘミングウェイの傑作を柴田先生の脚本で演出することができ、
とても嬉しく思っています。この作品は“人間の絆”というものを描いているのではないかと
思っています
。
今8月ということもあり、人の命、生と死についてよく考えるのですが、
死んでしまっても思いは繋がっていく・・・そういう“人間の絆”がこの作品の特色だと思います。
前回上演時はミュージカルロマン、今回はミュージカルと副題も変わっているので、
台詞として言っていた部分を
歌にしたり、幻想シーンがたくさんあるのでそういう
ところで舞台を大きく使ったりして、フィナーレでは華やかさも出したいと考えています。
スペインの岩場の感じを出した演出にし、演技がストレートに伝わる舞台にできたら
と思います
。そのようにリアリティを追求していけばいくほど、
かえってファンタジーが生まれ、皆様を(作品の舞台である)スペインにお連れできるのでは
と考えています。
◆大空祐飛さん
(ロバート・ジョーダン役)
私が主演男役として就任し、お披露目公演となったミュージカル『カサブランカ』
でも
NTTフレッツシアター様にご協賛いただ、大作に挑戦させていただきました。
あれから約1年後に再びご協賛いただきこのような名作に挑戦でき、
舞台人としてはこの上ない幸せをかみ締めています。
宝塚で初演されたときのビデオを拝見し、本当に素晴らしい作品だと思いました。
この素晴らしい作品、そして役に挑ませていただける幸せと共に緊張で、
実際に私の胸も高鳴っております(笑)。
私が感じたこの感動を一人でも多くのお客様にお伝えできるよう、
柴田先生の脚本、そして木村先生の新しい演出で、私たちなりに新たな役作りをしていき
たいと思います。人間の心の中が全て勝負になってくる作品だと思います。プレッシャーや
前作のことはあまり考えず、まずは真っ直ぐに役と作品に向き合いたいと思います。
ロバートという役は、全てを受け止めるような男らしさを持っている人。
男役としてそういう役に挑戦できる、素晴らしい機会を与えていただいたなと感じています。
◆野々すみ花さん (マリア役)
私はこのたびマリア役をさせていただきます。初めてこの作品を見たときに、本当にマリア
という人物は純粋でけがれのない、清い心の持ち主だと感じました。その女性に私自身
魅力を感じ憧れていたので、今回素晴らしい環境の中でこのような役に挑戦させて
いただけることを心から幸せに思っています。
今、ご覧の通り白いブラウスにパンツスタイルで、短く刈り上げられた髪の毛(扮装姿)を
初めて鏡で見たとき少し恥ずかしい気持ちになりました。そのとき、今まで娘役として
衣裳や髪型などの外見にとらわれていた部分があったのかなと感じました。
今回はこのように飾る部分はないので、飾らない心、おだやかな心でロバートを愛し
続けたいと思います。
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宝塚歌劇 宙組公演
NTT東日本・NTT西日本フレッツシアター
ミュージカル 『誰がために鐘は鳴る』
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原作:アーネスト・ヘミングウェイ
脚本:柴田侑宏
演出:木村信司
出演:
大空祐飛 野々すみ花 蘭寿とむ ほか
宝塚大劇場公演
日程:2010年11月12日~12月13日
座席料金:SS席 11,000円、S席 8,000円、A席 5,500円、B席 3,500円(税込)
一般前売:10月9日
東京宝塚劇場公演
日程:2011年1月1日~1月30日
座席料金:SS席 11,000円、S席 8,500円、A席 5,500円、B席 3,500円(税込)
一般前売:11月28日
公演特設サイト
http://kageki.hankyu.co.jp/for_whom_the_bell_tolls/
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