自由が丘きもの学院の理事長・山屋先生は農学部を卒業後米軍農場で働きその後経営コンサルタントの事務所で10年間勤務。脱サラブームの中、女性では脱サラ第一号と皆に言われながら退社。ビルが空いているから教室を始めないかという友人のさそいで自由が丘きもの学院を創立したという異色な経歴の持ち主。
以来約30年、卒業生は一万人以上。「着付けは技術だけでなく、内面的に日本文化を感じとって欲しいというのがうちのモットーで、最初は多少着付けが上手くいかなくても『その心』があれば、自然に上達するし人間的にも魅力が出てくるでしょ」と語る。その手結びを守りながらのアットホームな雰囲気と、山屋先生の人柄が魅力。北京や南仏での現地外国人を起用しての着物ショーも大好評。昨年開催された自由が丘のマリクレールフェスティバル・カジュアル着物コンテストも大盛況だったので今年も5月26日〜28日のいずれかに開催予定。
自由が丘きもの学院につきましては、今号の特集記事もご覧下さい。
|