その他エンタメ情報いろいろ


 
内容は発行した時点での内容です
 

天才パフォーミングアーティストセロによる
『MAGIC REVOLUTION
マジック革命セロ The Xperience』


 

幼少のころより、ハリウッドのマジックキャッスル(マジックの殿堂と呼ばれる由緒ある場所)を拠点に活動し、以降数々の名誉あるタイトルを受賞。

いまや世界的人気アーティストとなりましたが、今回東京で初となるホール公演が行われることに。ディナーショーなどとはまた一味違ったセロのエンターテインメントをお楽しみください。場所は東京国際フォーラム ホールC。
公演日程は2006年9月5日〜10日(全10回公演)。

詳しくは http://www.magicrevolution.jp




しあわせのつぼ
WHAT A WONDERFUL HAPPINESS


 

 


ル テアトル銀座にて『しあわせのつぼ WHAT A WONDERFUL HAPPINESS』が上演される。
ハートウォーミングコメディーを得意とする脚本家・演出家である福島三郎氏の最新作で、日常生活の中に訪れる幸せを描いたコメディータッチの作品。
忙しい日々を過ごしていると忘れがちだけど、「しあわせのつぼ」は意外と身近なところに転がっているのかも!?

出演は2年ぶりの舞台出演となる宮本信子さん、日本を代表するポップス歌手役に布施明さんのほか、伊央里直加さん、東山義久さん、音尾琢真さん、木野花さん、山路和弘さんなど実力派俳優が出演します。


しあわせのつぼ』
劇場:ル テアトル銀座/日程:8月4日〜13日
S席8,400円、A席6,300(全席指定・消費税込)
脚本・演出:福島三郎/音楽:本多俊之
出演:宮本信子、布施明、伊央里直加、東山義久、音尾琢真、木野花、山路和弘ほか

http://www.shiawasenotsubo.jp




ブロードウェイミュージカル『ペテン師と詐欺師』


お問い合わせは

ホリプロチケットセンター
03−3490−4949

 

 

劇団四季時代に数々の舞台を共にし、退団後はそれぞれが日本のステージシーンを引っ張ってきた、鹿賀丈史さんと市村正親さん。

この両氏がミュージカルで再び共演することになった。


『ペテン師と詐欺師』は、今もブロードウェイでヒットを続けているミュージカル。2005年のトニー賞では11部門最優秀賞にノミネートされ話題に。

いよいよ今回が日本初上陸となり、豪華キャストで上演される。
なお、この公演が天王洲 銀河劇場(旧天王洲アートスフィア)こけら落とし公演となる。

劇場:天王洲 銀河劇場(旧天王洲アートスフィア)/日程:10月6日〜11月5日(一般前売り6月17日)/S席:12,600円、A席: 9,450円/出演:鹿賀丈史、市村正親、奥菜恵、愛華みれ、高田聖子、鶴見辰吾ほか。



 


クリント・イーストウッド監督
映画『硫黄島からの手紙』製作発表レポート




 


4月28日、都内ホテルにて、映画2部作『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』の製作発表が行われた。両作品とも第2次世界大戦中の硫黄島での戦いを描いており、『父親たちの星条旗』はアメリカ側からの視点で、『硫黄島からの手紙』は日本からの視点で描かれている。


どちらの作品も、自身の俳優としての経験を活かし、監督を手掛けることでも有名な、クリント・イーストウッド氏がメガホンを取る。歴史上に残る極めてデリケートな問題を抱える硫黄島での戦いを、日米双方の視点から描くというかつてない試みとして話題となっている。

今回東京で行われた会見には、日本での会見は40年ぶりというクリント・イーストウッド監督に加え、『硫黄島からの手紙』に出演する渡辺謙さん、二宮和也さん、伊原剛志さん、加瀬亮さん、中村獅童さんが登壇。

クリント・イーストウッド監督はこの映画2部作について「単なる戦争物では
なく、日本とアメリカ両方の兵士の人生を追い、人間的なドラマを描きたかった。戦争が行われたことによりどちらが勝ったのかというのは大事なことではなく、多くの人の人生を失わせて、どういう結果を及ぼしたのかという部分を特に描きたかった。平和へのメッセージを込められたら…」と語った。

日本軍の指揮官・栗林忠道中将役を演じる主演の渡辺謙さんは「数々の資料を読んだり、栗林氏の生家を訪ねて役作りをしました。栗林という兵士が何を考え何を感じたかということを考えながら演じました」と語った。

『父親たちの星条旗』は10月、『硫黄島からの手紙』12月に公開予定。後者はハリウッド映画としては異例の全編日本語での上演となる。

 




『三越歌舞伎』


← 製作発表の様子

 

日本橋三越本店本館6階にある三越劇場。デパートの中にある劇場というのは世界でも珍しい。

今年は三越劇場で歌舞伎公演が行われてからちょうど60年。
この節目の年に「ザ・カブキイヤー 歌舞伎と伴に60年」と称して『三越歌舞伎』(2006年6月2日〜22日)が上演されている。

コンパクトながら臨場感溢れるこの劇場のよさを活かして「車引」と「女殺油地獄」を上演。出演者も中村獅童さん、市川猿弥さん、市川笑三郎さん、市川春猿さん、市川段治郎さんなど、年齢の近い若手を中心とした面々で、公演前に行われた製作発表も和やかなムードで行われた。


「車引」は大きな衣裳を着けての演目だが、色彩鮮やかな衣裳の細部まで間近で観られたことは新鮮だった。

「女殺油地獄」は片岡仁左衛門さん監修。一番の見せ場は、逃げまどうお吉を与兵衛が追い、油まみれになりながら殺害する場面。実際にツルツルすべる液体を撒いての場面となるため、初日前の舞台稽古では入念に動きの確認が行われた。監修の片岡仁左衛門さんも時折、自身で演じて見せ、与兵衛役の中村獅童さんやお吉役の市川笑三郎さんに“心の変化”や“動き方”をアドバイスした。三越劇場は濃密な空間なので、緻密な演技により迫力ある芝居に仕上がった。

関連記事 市川笑三郎さんインタビュー 2006年夏号に掲載