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ターミナル取材レポート

音楽劇『カラミティ・ジェーン』に出演の
湖月わたるさんにインタビューしました!


(2008年3月15日記載)


 


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★ 記事について

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(一部敬称略)

音楽劇『カラミティ・ジェーン』出演
湖月わたるさんにインタビュー

東京と大阪で4月に上演される音楽劇『カラミティ・ジェーン』は、ただいま、本番に向けて連日稽古が行われています。

稽古場にて、主役であるカラミティ・ジェーンを演じる湖月わたるさんにインタビューしました。

こちらのWEBページ「ターミナルこぼれ話」では、音楽劇『カラミティ・ジェーン』についてのお話を中心に掲載します。

そして、2008年6月に発行予定のフリーペーパー「情報紙ターミナル2008夏号」でも、湖月わたるさんのインタビューを掲載予定です。誌面内容は、このページのものとは異なる予定です。

入手方法はこちらです。


(2008年3月11日取材)


湖月わたる プロフィール・・・
1989年宝塚歌劇団入団。2003年に星組の主演男役(トップスター)となり、お披露目公演である『王家に捧ぐ歌(アイーダより)』は文化庁芸術祭優秀賞を受賞。2006年宝塚歌劇団を退団。退団後は数々の舞台に出演し活躍中。
今年、初舞台から20年という節目の年となった。

(写真・記事の転載・複製禁止)   

湖月わたるさんは今回、カラミティ・ジェーンを
演じるわけですが、どのような役ですか?
カラミティ・ジェーンは実在の人物です。
早撃ちの女ガンファイター、皆様も名前は聞いたことがあるのではないかと思います。
とても波乱に満ちた人生を送った人で、そんな彼女の半生を描いています。

今回私は2役演じておりまして、まずはじめに酒場の歌姫として登場し、
一人の女の物語を語り始め、この歌姫がカラミティ・ジェーンを演じていく形になっています。
歌も盛り込まれているのですね。
以前、黒柳徹子さんがストレートプレイでなさったのですが、
それを今回は私がさせていただくということで音楽劇という形になりました。
歌はもちろん、アクションやダンスシーンも盛り込まれています。
音楽劇ということですが、
ミュージカルとはまた違うのですか?
ミュージカルというと芝居の流れで気分が盛り上がって歌い、
そのままダンスシーンへとつながりショーアップされていく・・・という場合が
多いと思うのですが、この作品に関して言えば、
シチュエーションで必要な音楽が盛り込まれています。
例えば、酒場だから歌っている人がいるとか、
芝居の中でオルゴールの音が聞こえてくるからそれに合わせて歌うとか。

カラミティ・ジェーンがサーカス団に入ってウエスタンショーをやるシーンがあるのですが、
そこも見所のひとつになりそうです。
まだお稽古段階なので出来上がってはいないのですが、
早撃ちやアクロバットなどもある賑やかなシーンになりそうです。
男勝りの女ガンマンが、男性に恋をして
娘を産んで・・・という役柄ですが、
カラミティ・ジェーンの人生を演じて感じることは
この頃は特に女性に権利がなかった時代で、
男の人に負けたくないというか、男性と平等でいたいという思いが
強かったんじゃないかなと思います。
そんな男勝りな生き方をしてきたカラミティ・ジェーンが
恋をして、子供を産んで、幸せを掴みかけますが、そこから少しずつ
うまくいかなくなり離婚して、子供も自分では育てられなくなってしまい・・・

彼女は自分らしく懸命に生きようとすればするほど、壁にぶつかってしまう。
でも、壁にぶちあたっても跳ね返して明るく生きているので、
周りが放っておけない、そんな魅力的な女性だなと思います。
こういう人だからこそ、現在まで語り継がれているんだろうな。
早撃ちの名人の役ですが、
小道具の扱いなども大変なのでは?
以前宝塚で、『夜明けの天使たち』 という作品でウエスタン作品は
経験があるのですが、今回久しぶりなので
小道具である拳銃とお友だちになることから始めたいと思います。
普段他の作品ではあまり出てこない小道具なので、
どうやって使いこなすか・・・ちょっとワクワクしています(笑)。

あの時代は拳銃は生活の一部だったと思うので、
小道具をお借りして家に持ち帰り、時間があれば触っています。
体の一部になるようにしたいです。
この役は宝塚の男役をなさっていた方に
ぴったりの役ですね
確かにそうかもしれませんね。
男役だと女が出ないように気をつけるし、
女役だと男が出ないようにします。
でも、カラミティ・ジェーンの役は男っぽさと女の部分の両方が
出せると思うので、そういう意味ではとても入りやすい役ですね。
ジェーンとして自然に見えるようにしたいです。

楽しい作品に仕上がると思いますので、
皆様ぜひ観にいらしてください。



2008年6月に発行予定のフリーペーパー「情報紙ターミナル2008夏号」でも、
湖月わたるさんのインタビューを掲載予定です。


2008年4月7日 追加
舞台稽古の写真はこちらのページに掲載しています。


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音楽劇『カラミティ・ジェーン』
公演概要
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作 : ジャン=ノエル・ファンウィック
訳 : 浜 文敏
脚色・演出 : 吉川 徹
出演 : 湖月わたる
美木 良介
小林綾子
小林十市
大浦 龍宇一
黒田 アーサー
田畑 亜弥
今井 清隆(特別出演)

いいオンナは、波瀾万丈!
まだ男が男として眩しかったアメリカ西部開拓時代。
ガンマン、ワイルド・ビル・ヒコックとの恋、そして愛娘のため、
女ガンファイターとして炎のように駆け抜けたカラミティ・ジェーン。
自立した女性の先駆けとなる波瀾の生涯を
痛快アクションと笑いと涙で綴ります。

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

東京公演
日程 :2008年4月4(金)〜13(日)
会場 :ル テアトル銀座 by PARCO
料金 :全席8,500円(全席指定・税込)

*4月9日・10日の16時30分公演は、
終演後にスペシャルイベントがあります。

大阪公演
日程 2008年4月25(金)〜27(日)
会場 :シアター・ドラマシティ
料金 :全席8,500円(全席指定・税込)

・・・東京公演&大阪公演 お問い合わせ・・・
梅田芸術劇場 06-6377-3888

公演詳細ホームページ

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