シアターアイスショー『眠れる森の美女』
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WEB記事 ターミナルこぼれ話では、舞台の製作発表や稽古場レポートなどを随時更新しています。なお、ターミナルこぼれ話の記事はWEBサイト用に書き記した記事です。 (写真・記事の転載・複製禁止) 2008年11月15日(土)〜11月23日(日)、東京厚生年金会館大ホールにて シアターアイスショー『眠れる森の美女』 が上演されます。 2007年に氷の上の『スワン・レイク』として、東京・兵庫で公演を行い話題となった インペリアル・アイス・スターズが、今年は更にパワーアップした公演を行います。 【華麗な出演者・衣裳・演出】 このショーのために舞台上に作られる特製のアイスリンクは 16m×14m。通常のリンクは約60m×30mなので、 それと比べるとかなり狭いリンクです。 その中でジャンプやリフトをこなすには、かなりの練習や経験が必要です。 助走距離が短いので高く跳ぶことでジャンプの回転数を増やしたりします。 小さな頃からスケートの英才教育を受け、 世界選手権や世界ジュニア選手権などで活躍した ロシア人スケーターを中心にキャスティングされています。 豪華な衣裳や演出で、色鮮やかな物語が展開されます。 音楽はチャイコフスキーの眠れる森の美女の音楽をベースにアレンジを行い、 オーケストラ演奏を録音したものを使います。 2007年日本に来日したインペリアル・アイス・スターズですが、 この『眠れる森の美女』はカンパニーとしては、『スワン・レイク』の前作にあたります。 2008年のツアーのために初演時とはまた振付や衣裳をグレードアップし、 改訂を加えています。カンパニーや製作は『スワン・レイク』と同じですが、 異なるキャストが来日する予定です。 なお、観劇の際は舞台がスケートリンクなので、 場内が寒くなる可能性があります。 【舞台上にスケートリンクができるまで】 舞台上に敷いた特殊なゴムマットの上に氷を冷却するためのパイプを置き、 更にその上に幅16m×奥行き14mの鉄板を乗せてリンクを設置します。 そこに5トンの細かく砕いた氷をこのリンクに敷き詰め、 2台のチラープラントという装置でマイナス15度に 冷却した不凍液をパイプに送り、14時間かけて完成させます。 氷ができるまでの様子はこちらで見られます。
【赤坂サカスでプロモーションイベントが行われました】
(撮影2008年10月1日) 開幕に先駆け9月30日と10月1日、 赤坂サカス Sacas広場に設けられた特設アイスリンクにて、 公演キャストよるショートパフォーマンスが行われました。 今回のプロモーションで3名が来日。 デジレ王子役のウラディスラフ・ジョヴニルスキー、 オーロラ姫役のエレーナ・ヤヴァノヴィッチ、 カタラビュート役の(2006年にはトリノオリンピックにも出場した) イリヤ・クリムキン。 エレーナ・ヤヴァノビッチとウラディスラフ・ジョヴニルスキーの2人による 美しいアダージオのあと、イリヤ・クリムキンによる 力強いパフォーマンスが披露され、観覧している人たちから 拍手が送られました。
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