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ブロードウェイミュージカルショー『SHOWTUNE』の
公開稽古が行われました

 (2008年11月6日記載 この記事はWEBのみ掲載です)
 

このページは「情報紙ターミナル」が取材した内容を掲載しております。
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【関連情報ページ】

★『SHOWTUNE』公演概要★


★出演のお二人にインタビュー★


(写真・記事の転載・複製禁止)

 

【『SHOWTUNE』の稽古が報道陣に公開されました】

11月4日。
初日まであと10日となったこの日、都内稽古場にて公開稽古が行われました。

この作品は、ジェリー・ハーマンという作曲家の楽曲で綴られたミュージカルショーです。
オフブロードウェイのステージでは、男性4名・女性3名で演じられていた作品ですが、
日本初演となる今回は、宝塚歌劇団出身の女性陣・総勢9名で上演されます。

女性だけでそれぞれのパートを受け持っているため、
時には男役になったり女役になったりすることもあり大忙し。
多くの場面で、9名それぞれが1人1音を受け持っているのでコーラスも責任重大です。


稽古が公開されたこの日。
まずは発声練習が行われ、1幕の通し稽古開始。
ソロシーンでしっとりと歌いあげたかと思えば、
総踊りのシーンではエネルギッシュなナンバーを披露し、
9名がほぼ出ずっぱりの状態で展開していきます。
メドレー形式で途切れることなく繰り広げられる場面の数々。
息をつく暇もなく走り続けます。

見所のひとつとして、全44曲のうち、 10数曲はピアノマン役の麻路さきさんが、
実際に舞台上でピアノを演奏します。
弾いていないときは、歌やダンスのシーンがあるのでこれまた大忙しです。

1幕には 「I am what i am」や「Time heals everything」などの大曲もあり、
剣幸さんは情感豊かな歌声を披露しました。

15分の休憩をはさんで、2幕の通し稽古がスタート。

冒頭の映画撮影を描いた場面はコミカルなシーンです。
どんな場面かは見てのお楽しみ。

2幕では「Hallo dolly!」「Mame」など日本でも聴きなじみの曲も出てきます。
場面ごとに色が違うので、飽きることなくあっというまに時間が経っていきます。

作曲家・ジェリー・ハーマンの描いた
「人生は季節のように巡ってゆくけれど、今が最高の時!」という、
人生の応援歌ともいうべきメッセージが日本語の歌詞により
ダイレクトに伝わってきます。

歌あり、ダンスありの「これぞエンターテインメントショー!」という形で、
出演者9名の個性を活かし、それぞれに見せ場があり、
観ている側にもその熱気が伝わってきて、
一緒に笑ったり、切なくなったりする感情を共有しながら
エネルギーをもらえるショーだと感じました。

これぞ、元タカラジェンヌ!
団結力もすごいし、何より稽古場が明るく楽しい雰囲気なのが、
とても魅力的だなと思いました。

この日はピアノ演奏での稽古となりましたが、
翌日からはオーケストラ演奏での稽古も始まったようです。

今月14日の初日に向けて、稽古も佳境に入りました。
出演者9名が一丸となって繰り広げる
ブロードウェイミュージカルショー『SHOWTUNE』をお見逃しなく。

なお、関連情報として、 「公演概要」「出演者のお二人にインタビュー」の記事を
WEBターミナルこぼれ話の別ページに掲載していますので、あわせてご覧下さい。




【稽古風景の写真】
(2008年11月4日撮影)


   


 


 


 
 

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